技術ガイド
16台用の充電ステーションにはどれだけの電力が必要か
カタログの合計ワット数ではなく、端末の消費電力と分岐回路から考えます。
執筆者: LVSUN Editorial Team技術監修: LVSUN Editorial Team最終確認日: July 17, 2026
要点
- 端末の消費電力・変換効率・分岐回路の3点から設計する
- 動的な電力配分とは、全ポート最大ではなく電力を分け合う方式のこと
見るべき数字は1つではなく2つ
端末側の需要(16台が引き得る電力)と、供給側の能力(ステーションとその回路が供給できる電力)があります。設計とは、この2つを突き合わせる作業です。
- 116台それぞれの充電電力を合計する
- 2変換損失・効率の分を上乗せする(実際の電源の効率は100%ではない)
- 3ステーションの定格合計出力と比較する
- 4分岐回路がそれを連続して供給できるか確認する
米国の15 A/120 V 回路は約1800 Wですが、NECの連続負荷80%ルールにより実用上は約1440 Wです。230 V/16 A の回路は約3680 Wになります。全台同時のフル充電を前提にする前に、実際の回路を確認してください。
多くのステーションは動的な電力配分を採用しており、合計出力を使用中のポートで分け合います。全ポートが同時に最大出力を出すわけではありません。同時充電時の挙動は製品ごとに確認してください。
16-device power sizing
よくある質問
端末1台のワット数を16倍すればよいのですか?
それは端末側のピーク需要にあたります。実際のシステムでは変換損失が加わり、電力を動的に分け合うことも多く、分岐回路が上限になる場合もあります。
どの回路が必要になりますか?
連続使用時の合計負荷によります。各国の電気規格(例:NECの80%ルール)に照らして確認してください。