技術ガイド
充電システムの容量を計算する方法
再現できる手順です:端末側の必要電力 → 変換効率 → 電力配分 → 分岐回路。
執筆者: LVSUN Editorial Team技術監修: LVSUN Editorial Team最終確認日: July 17, 2026
要点
- 容量は「端末側の必要電力+変換効率」で決まり、分岐回路が上限になる
- 同時充電の考え方(合計か動的配分か)がコストと回路容量を左右する
手順
- 1対象の端末と、1台あたりの充電電力を洗い出す
- 2端末側のピーク需要を合計する(1台あたりのワット数の総和)
- 3電力変換の損失を加算する(電源の効率は100%ではない)
- 4同時充電の方針を決める:全ポート同時か、動的な電力配分か
- 5分岐回路の連続使用限度を確認する(例:NECの80%ルール)
- 6将来の増設に備えて余裕を加える
目安として、120 V/15 A の回路は約1800 W(80%の連続使用で約1440 W)、230 V/16 A の回路は約3680 Wです。機器の定格にかかわらず、これが取り出せる電力の上限になります。
判断の分かれ目
全ポートを同時に最大出力で使う必要が本当にあるのか(合計値で設計する)、それとも動的な電力配分で許容できるのか(現実的な同時利用数で設計する)を見極めてください。この一点が、コストと必要な回路容量の大半を決めます。
Capacity sizing steps
よくある質問
最も影響が大きい要素は何ですか?
全ポートで同時に最大出力が必要なのか、それとも動的な電力配分で足りるのか、という点です。
なぜ分岐回路がそれほど重要なのですか?
機器の定格にかかわらず、分岐回路が合計消費電力の上限になるためです。連続負荷の規定(例:NECの80%ルール)により、使える容量はさらに小さくなります。